「地球は青かった」宇宙飛行士ガガーリンは語った。
1960年代、人類は「上に」何があるのかを確かめた。
「次は下だ」誰かがそんなことを呟いた。
あれから100年が経過した今日は、エベレストをひっくり返してもなお、底が見えないマリアナ海溝に初めて光が射した日である!
しかし帰還した乗務員エデンは斜め左上を見ながら語る。
「海底は整備されていた…」なにか様子がおかしい。「まるでスプーンで抉り取られたかのような、ドーナツ型になっていたんだ!」
科学者が海底から採取した物体を確認すると、絶縁体のくせに電磁波を纏うという理解の及ばない構造をしていた。
「やはり地球には誰かが来ていたのかもしれない」有識者は声を荒げる。
そして、遂に古代宇宙飛行士説が明らかにされる日が来た・・・